ウェブサイトの作成:本でキーワードを入手、ネットで情報を検索

WordPressに関する語句が多数パソコン画面に書かれている画像 情報リテラシー
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どんなウェブサイトを作成すればいいかわからないとき! 

SNS(Social Netwarokinng Service)を利用して、自分好みの情報を発信している人は多いと思います。ここでは、もう一歩踏み込んで、ウェブサイトを作って情報発信する方法を紹介します。(ただし、独自ドメインやレンタルサーバーを使うレベルの話です)

Instagram や Twitter は使ってるけど、ウェブサイト作成となるとちょっと難しそう…

以前は、ウェブサイトの作成やサーバー管理には、かなり専門的な知識が必要でした。また、ウェブサイトに記事を載せるためにはハイパーテキスト(Hypertext Markup Language)という言語を覚える必要もありました。でも、今は、個人向けのレンタルサーバーも充実していますし、日常使っている言語を入力するだけでウェブサイトに記事を載せることもできます。

「サーバー」とか聞くだけで頭の中が混乱するし、何も知らないから何を調べればいいか、そこからわからない!

新しいことを始めるときには、何をどう調べればいいか、まずそこからわかりませんよね!

そのようなときは、まず、初心者向きに書かれた本を利用して「自分が知らなければならないことは何であるか」を知りましょう。何をどのように検索すればいいか、また、得られた検索結果をどのような基準で比較すればいいかを、初心者向きに書かれた本から知るのです!

まずは「何を知らないかを知る」ってことだね!

知らないことを調べる能力は、情報リテラシー能力の一つです。自分にとって必要な情報は何であるかを調べ、その調べた情報を使って目的を達成する能力、これは、情報リテラシー能力の核といえるかもしれません。

ということで、ウェブサイト作成を例に上げながら、情報リテラシー能力をアップさせていきましょう。以下は、実際に、自分がウェブサイトを作成するときに行ったことです。

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ネットで検索するために必要なキーワードを探す

ネット上で必要な情報を得るためには、情報を検索するためのキーワードが必要です。そのため、まずは、作成したいウェブサイトのイメージを決めます。なぜなら、ある程度のイメージが決まっていないと、必要なキーワードを絞り込んでいくことができないからです。

イメージ?

漠然としたイメージで構いません。「作品を発表するためのサイトを作る!」「仲間づくりのためのサイトが欲しい!」「活動報告のためのサイトを作ってみたい!」「お金が儲かるサイトがいいな!」などなど、どのようなウェブサイトを作成したいのかイメージしましょう。

たとえば、自分の場合は「長期間、安定して使用できる自分専用のウェブサイトを作成する!」でした。そのようなウェブサイトを作成するために「自分は何を知らないのかを知る」ために、まず、本を利用します。それから、ネット検索し、情報を収集していきます。

① 初心者向けに書かれた本を使って、自分にとって必要なキーワード(ここでは独自ドメインとレンタルサーバー)を知る
② キーワードを知ることができたら、そのキーワードを使ってネット検索し、必要な情報を集める

初心者向きに書かれた本を利用

初心者向きに書かれた本は数多く出版されています。まずは、初心者のために書かれた本を参考にしましょう。

本を使ってネット検索するためのキーワードを見つけることをイメージした図

ネット上にも、初心者向きに書かれたウェブサイトがたくさんあるよ?

ネット上にも多くの情報が無料公開されています。でも、公開されている情報量が多過ぎて、まったくの初心者には、情報の信頼性などを判断することができません。それと比べて、少なくとも、本の場合は著者や出版社など、誰が書いたか、誰が出版したかは明らかになっています。

責任者がわかるってことだ!

まずは、初心者向きに書かれた本を使って、ウェブサイトを作成するために必要なキーワードを手に入れます。

参考までに、自分が読んだ本は以下のようなものです。

『今すぐ使えるかんたんWordPress ホームページ作成入門[最新版]』 西 真由著 2017年
「今すぐ使える・・・」シリーズです。ドメイン取得やレンタルサーバーについて丁寧に解説されていました。また、各セクションに「覚えておきたいキーワード」が掲示されていて、そのキーワードを利用してネット検索しやすいです。ただし、2017年版のため、載っている情報は、もう古いかもしれません。

本を読んでみて、自分がイメージしている「長期間、安定して使用できる自分専用のウェブサイトの作成」のためには、独自ドメインとレンタルサーバーがキーワードであるとわかりました。ここからは、このキーワードを手がかりに、ネット検索していきます。

検索キーワードである独自ドメインとレンタルサーバーをディスプレイに表示した図

独自ドメインとレンタルサーバーをキーワードにネット検索

以下、独自ドメインは自分専用の住所で、レンタルサーバーは借地みたいなイメージで読んでいくとわかりやすいです。

独自ドメイン

ドメインとは、インターネット上の住所のようなものです。ウェブサイトのURLが https://〇〇〇〇〇〇.●●● だとすると、 〇〇〇〇〇〇.●●● の部分です。そして、独自ドメインでは、〇〇〇〇〇〇 の部分に自分独自の文字列を使用することができます。

独自ドメインを取得すると、契約したレンタルサーバー会社がもしもサービスを終了してしまっても、別のレンタルサーバー会社に移行してウェブサイトを続けることができます。つまり、独自ドメインを取得しておけば、サーバーを変更してもそのまま使用可能なわけです。

自分独自のものだから、サーバーが変わっても続けて使うことができるわけだね!

もちろん、独自ドメインにこだわらずに無料サービスを利用してウェブサイトを開設することもできます。なんといっても、無料は魅力的です。でも、利用している会社がウェブサイトのサービスを終了してしまうと、そこで提供されていたドメインを使い続けることができません。

ドメインはインターネット上の住所のようなもので、独自ドメインは世界にひとつだけとなります。

「世界にひとつだけ」って、なんか魅力的だね!

レンタルサーバー

レンタルサーバーとは文字通り、サーバーをレンタルすることです。

レンタルは借りることだってわかるけど、サーバーが謎!

実は、私も、まだまだ謎の部分がいっぱい残っています!サーバーは奥が深い…

サーバーには、Webサーバー、メールサーバー、データベースサーバーなど、いろいろな種類があります。パソコンやスマートフォンを使っているとき、よくわからない状態ながらもインターネット経由でサーバーが提供しているサービスを利用しています。

このサーバー、以前は、個人や会社などが自前で用意する必要がありました。でも、サーバーの管理にはかなり専門的な知識が必要です。そのため、最近は、サーバー管理はプロにお願いして、ユーザーはそのサーバーを借りるという形のレンタルサーバーが増えています。

レンタルサーバーのおかげで、私のような素人でも独自ドメインのウェブサイトを作成できるわけですね!

レンタルサーバーについて説明しているサイトはネット上にたくさんあります。たくさんあり過ぎて困るほどです。自分にとって何が必要か、メリットとデメリットは何か、などをしっかり比較検討してから利用しましょう。

いろいろ検討して、私はXサーバーを使うことにしました。無料で独自ドメインが手に入ったから…

ハハハ、無料の誘惑に負けたんだ!

また、ネット検索していると、わからない言葉が次々でてきますので、そのようなときも初心者向きに書かれた本で確認しましょう。

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まとめ

はじめて何かに取り組むときは、自分は何を知らないかを、まず、知る必要があります。「自分が知らなければならないことは何であるか」を知るために、初心者向きに書かれた本を使ってネット検索のためのキーワードを見つけだしましょう。

ここでは「長期間、安定して使用できる自分専用のウェブサイトを作成する」状況を例に上げて説明しました。

① 初心者向けに書かれた本を使って、自分にとって必要なキーワード(ここでは独自ドメインとレンタルサーバー)を知る
② キーワードを知ることができたら、そのキーワードを使ってネット検索し、必要な情報を集める

この方法、重宝する場面は多いです。また、知らなかったことが何であるかを知り課題を解決していく という情報リテラシー能力のひとつを身につけることもできますよ!


解決しなければならない課題が曖昧な状態のままネット検索をしても、適切な解決方法を見つけ出すことは難しいでしょう。まずは、解決しなければならない課題が何であるか、そこを明確にすることが大切です。実は、情報 = IT ってわけではないので、情報リテラシー能力 = ITリテラシー能力ってわけではないのです!

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