蔵書検索システムOPAC 検索のコツ

早稲田大学中央図書館

蔵書検索システムOPACの使い方
ウェブ上の書籍検索との違い

社会人大学院生活を送る上で、蔵書検索システムOPAC(Online Public Access Catalog)の使い方には慣れた方がいいと思います。

「本を検索するなんて簡単なことでしょ?」と思われるかもしれませんが、一般に普及したウェブサイトの検索方法に慣れてしまうと、OPACの検索に戸惑うことがあるかもしれません。なぜなら、ウェブサイトで検索するときに検索窓に入力するような曖昧さが、蔵書検索システムでは通用しないからです。つまり、蔵書検索システム(OPAC)では、適切なキーワードを選び、正確なタイトルを入力することが求められます。多くの大学図書館では、蔵書検索システムOPACに準ずるシステムを利用していますので使い方に慣れた方がいいでしょう。

例えば、大学では以下のような蔵書検索システムが使われています。(2018年7月13日調べ)

早稲田大学の蔵書検索システム WINE
早稲田大学図書館 WINE Web OPAC menu

慶應義塾大学の蔵書検索システム KOSMOS
慶應義塾大学メディアセンター KOSMOS

中央大学の蔵書検索システム CHOIS
中央大学図書館 CHOIS

明治大学の蔵書検索システム
明治大学図書館 WebOPAC

同志社大学の学術情報検索システム DOORS
同志社大学図書館 DOORS 

東京大学の蔵書検索システム OPAC
東京大学附属図書館 OPAC

東北大学の蔵書検索システム OPAC
東北大学附属図書館 OPAC

このような蔵書検索システム(OPAC)で本を検索する方法ですが、的確に検索するためにはコツが必要です。ここでは、早稲田大学の蔵書検索システムWINEを例に上げて説明しますね。

OPACは本の基本的情報(書誌情報)を集めたデータベース

まず、OPACは、本の基本的情報(書誌情報)を集めたデータベースです。そのため、検索キーワードは書誌情報に準ずる必要があります。つまり、OPACは本の書誌情報に書かれているワードそのものを使って検索することを前提にしたシステムなのです。本に書かれている中身を連想して漠然と浮かんできたキーワードを使うような検索には不向きなシステムとなります。

例えば、早稲田大学の図書館に以下の本があるかないか、また、あるとしたらどこにあるか調べたいとします。

大学で勉強する方法. 玉川大学出版部, 1995.

タイトルで検索

本のタイトルを正確に覚えていれば、早稲田大学の蔵書検索システムWINEの タイトル 検索を使って、検索窓に本のタイトル 大学で勉強する方法 を入力します。そうすれば、以下のように 大学で勉強する方法 があるかないか、また、ある場合には、配架場所・請求番号・現況などがすぐにわかります。

WINE検索ができたときの画面表示

でも、本のタイトルを正確に覚えていないと、本に書かれている中身を連想するキーワード、例えば、【大学 学習方法】などで検索することになります。

そこで、 タイトル の検索窓に 大学 学習方法 と入力してタイトル検索すると

WINEでタイトル検索して見つからないとこの表示画面

と表示され、本の有無すらわかりません。

ワードで検索

では、本に書かれている中身を連想するキーワード、例えば、【大学 学習方法】などのワードで検索するとどうなるでしょうか? ワード 検索に切り替えて検索窓に 大学 学習方法 と入力して検索すると

WINEでワード検索しても見つからないときの表示画面

と表示されてしまいます。 大学 学習方法 のキーワードでは 324件 もの候補があるという結果が返され、候補を絞り込むためにはさらなるキーワードを考える必要があります。


つまり、正確なタイトルや的確なキーワードを入力しないと、蔵書検索システム(OPAC)では目的の本が大学の図書館にあるかないかすら簡単にわからないのです。

こんなときは、まず、ウェブ検索しましょう!

とにかく、検索したい本の正確な書誌情報(タイトルなど)を手に入れましょう!
ウェブ上の検索システムは曖昧なキーワード検索が得意です。たとえ、曖昧なキーワードで検索したとしても目的の本を表示してくれる可能性は高いです。

試しに、某サイトに【大学 学習方法】と入力して検索してみたところ、私のパソコン環境では、目的の本『大学で勉強する方法』が表示されました!(書誌情報をゲットですね)

つまり

まず、ウェブ上のサービスを利用して正確なタイトルや著者名等を入手する。
それから、蔵書検索システム(OPAC)を利用する。

この方法が確実だと思います。少々、面倒でも、大学の蔵書検索システム(OPAC)を利用する際は、まず検索したい本の正確な書誌情報を手に入れましょう!


蔵書検索システム(OPAC)を使う際は、まずウェブ上のサービスを利用して正確な書誌情報(タイトルなど)を入手し、それから蔵書検索システム(OPAC)を利用することをお勧めします。さらに、もっともお勧めすることは

蔵書検索システム(OPAC)を使って見つけ出した本を実際に借りに行くこと

です。大学図書館の配架場所に行ってみると、目的の本の周辺に【大学 学習方法】関連の本がたくさん並んでいるはずです。【大学 学習方法】に関する最初の1冊を見つけ出すことができれば、多くの関連本も見つけ出すことができるというわけです。

大学図書館は本当に知の宝庫です!
積極的に活用しましょう!

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