ひらがな、カタカナ、漢字を適切に使い分けよう!
大学のレポートや卒業論文を書くときには、ひらがなやカタカナ、漢字を適切に使い分けましょう。
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えっ!そのレベルの話?
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適切に使うと、専門用語か業界用語か、それとも、英語か造語かが明確になり、読み手に伝わりやすい文章になります!
意味が伝わりにくいカタカナ表記
![専門用語や業界用語などの意味を説明してから使うことを勧める図](https://silenceinfo.net/wp-content/uploads/2022/07/553c0a64bbf2f82085134a2b16841610-500x311.png)
カタカナ語の連発は避けよう
レポートや卒論でカタカナ語を使うときは、そのカタカナ語が指し示している意味を読み手にきちんと伝えましょう。
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読み手が誤解するような使い方は避けます!
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でも、なんとなく、カタカナ語を使うとかっこいい気がする!
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いくらかっこよくても、語句の指し示す意味が曖昧な状態のままレポートや卒論で使ってしまうと、肝心の中身が伝わりません!
たとえば
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「デファクト・スタンダードをめざす」と書かれていたら?
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デファクト…、何それ?
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デファクト・スタンダードは「業界標準」という意味です
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知らない…。そもそも、デファクトって英語?
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ラテン語です!
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ラテン語!!!
意味がよくわからないカタカナ語をレポートや卒論で連発しないようにしましょう。肝心の内容が読み手に伝わらなくなってしまいます。
漢字で表記できないか検討しよう
カタカナ語を使う前に、そのカタカナ語の指し示す意味を適切に表現することができる漢字表記がないか、検討してみましょう。
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フ〜〜〜ン!それじゃあ「コンピュータ」も「電子計算機」って書いた方がいいの?
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「コンピュータ」は中学生でもわかる程度に普及しているから、そのまま使ってもいいかな!
すでに、中学生でもわかる程度に日常生活で流通しているカタカナ語であれば、わざわざ漢字表記に変更する必要はありません。でも、専門用語や業界用語など、特定分野で流通しているだけのカタカナ語を使いたいときは、言い換え可能な漢字表記がないか検討することをお勧めします。
たとえば、以下のような語句では、カタカナ、漢字、原語、どれがわかりやすいですか?
![カタカナ語で表記した語句と漢字で表記した語句の比較表](https://silenceinfo.net/wp-content/uploads/2022/07/2401fa5f8c9a57f2212e87963155e831-500x446.png)
カタカナで表記した語句の意味を説明しよう
レポートや卒論では専門的な内容を記述するため、日常生活では使われないカタカナ表記の語句を扱うことが多いです。
適切な漢字表記が見つからない場合もあるでしょう。そのようなときは、そのカタカナが指し示している意味をきちんと説明しましょう。
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カタカナの意味が曖昧なまま使ってはダメってことだね!
カタカナ表記の語句が指し示している意味を曖昧な状態のまま使ってしまうと、結局、書かれている内容が曖昧なレポートや卒論になってしまいます。
そのようなことにならないよう、英語をもとにしたカタカナ表記であれば、もとの英語の綴りを示し、説明します。また、専門用語や業界用語であれば、どのような定義か説明するようにしましょう。
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「〇〇は、△△△△の意味で使用する。」「ここでは、〇〇を△△△△と定義する。」などと説明します
意味を曖昧にしたままのカタカナ表記が並んでいるレポートや卒論は避けましょう。肝心の内容が読み手に伝わりません。
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アー、なんか、めんどくさくなってきた!
では、ここで、レポートや卒論を読みやすくする、ちょっとしたコツを紹介します。
ひらがなで表記することをお勧めする漢字表記
大学で書くレポートや卒論は難しい語句が多く使われるため、どうしても漢字が増えてしまいます。
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漢字が多い文章は文字がいっぱい並んでいて、読みにくい!
漢字は画数が多いからでしょうか、漢字が並んでいる文章は暗く見えてしまいます。そのため、読みにくく感じるかもしれません。
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白い部分を増やすと明るい印象になって、読みやすくなるかもね!
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ということで、漢字で書く必要のない語句はひらがなで表記しましょう!
たとえば、以下のような語句をひらがなで表記します。これらはレポートや卒論などでよく使われる語句ですから、ひらがな表記にすると白い余白部分が増えます。そのため文章全体が明るい印象になります。
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少しは、読みやすくなりそう!
![漢字表記よりもひらがな表記を勧める一覧表](https://silenceinfo.net/wp-content/uploads/2022/07/7db89439557cbeacebba91044a83d951.png)
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ただし、ひらがなばかりにするとそれはそれでよみにくいですから、なにごともほどほどにね!
まとめ
大学のレポートや卒業論文を書くときには、ひらがなやカタカナ、漢字を適切に使い分けるようにしましょう。
レポートや卒業論文でカタカナ語を使うときは、漢字表記に言い換えることができないか、まずは、検討することをお勧めします。どうしてもカタカナ語を使用しなければならないときは、そのカタカナが指し示している意味をきちんと説明してから使ようにしましょう。
また、画数が多い漢字ばかりが並んでいる文章は暗くなりがちです。そのようなときは、漢字で書く必要のない語句をひらがなで表記してみましょう。文章から受ける印象が明るくなり、読みやすくなるかもしれません。
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意味がわからないカタカナが並んでいる文章って、一見、かっこいいけど、結局、何が言いたかったのか、よくわからなかったりして…