大学院の修士課程や博士課程に入学する女性増えてる?

大学院の修士課程や博士課程に入学する女性増えてる?

大学院に実際進学してみると、修士課程でも博士課程でも、とにかくパワーのある女性がたくさんいました。

研究室で過ごしているときも、学内業務に携わっているときも、学会の研究会に参加しているときも、とにかく出会う女性たちが、皆、元気なのです。

社会人大学院生であれば、日本語教師やバレエ講師、デザイナー、一流企業の偉い人、起業家、など、若い学生であれば、もちろん研究者を目指すなど、多くの女性がそれぞれの目標に向かって大学院で研究生活を送っていました。私が想像していた以上に多くの女性が大学院にいましたので、実際、大学院に入学する女性が増えているのか確かめたくなりました。

疑問を感じたら、とにかく確かめる!

という習慣、大学院生活を送る上で非常に大切です。
大学院に入学する学生の状況について、ちょっと調べてみました。

文部科学省のウェブサイト
科学技術指標2017 3.2高等教育機関の学生の状況

 日本の大学学部、修士課程、博士課程別入学者数の男女別の内訳を見ると(図表3-2-6)、いずれの課程においても女性の入学者数は増加している。男性の入学者数は、1990~2000年度の間は増加しているが、2000~2016年度の間では程度の差はあるが、いずれも減少している。また、「自然科学」系への男性の入学者数を見ると、修士課程においては3時点で増加し続けているが、学部、博士課程においては2016年度には減少している。
一方、女性の入学者は、いずれの課程においても「自然科学」系の入学者数を増加させており、男性の入学者数の傾向と異なる。

と書かれていますから、やはり、大学院の修士課程や博士課程に入学する女性は増加傾向にあるようですね。

さらに

データはわかりやすく可視化する!

という習慣も、大学院で論文を書く上で大切な習慣です。
文部科学省のウェブサイトのデータを使って、ちょっとグラフ化してみました。

グラフの参照元データは、上記の文部科学省のウェブサイトに掲示された 表3-2-6 です。
修士課程と博士課程に入学する男性と女性の人数の推移を、以下にグラフ化します。


修士課程と博士課程に入学する男性と女性の人数の推移

修士課程と博士課程に入学する男性と女性の人数の推移を折れ線グラフで示してみました。
1990年、2000年、2016年のデータを利用しています。

大学院入学者数の推移(男女別)に示した折れ線グラフ

まずは、修士課程です。

上の折れ線グラフから、最近(2000年から2016年)は、女性(修士):自然科学(注:自然科学とは理学、工学、農学、医・歯・薬・保健をさす) だけが増加傾向といえます。最近は、男性(修士):自然科学 は横ばい状態ですから、自然科学の分野でさえ、今後男女差が縮まっていく可能性があります!

また、男性(修士):人文・社会科学・その他 と 女性(修士):人文・社会科学・その他の分野でも最近は男女差が縮まり、差は僅かとなっています。逆転する可能性もありそうですね!

次に、博士課程です。

上の折れ線グラフから、最近(2000年から2016年)は、男性(博士):自然科学 の減少が顕著です。それと比べて、女性(博士):自然科学 は微増です。ここでも、男女差が縮まっていく可能性があります!

また、修士課程の人文・社会科学・その他の分野と同様、博士課程でも、男性(博士):人文・社会科学・その他 と 女性(博士):人文・社会科学・その他 の分野で男女差が縮まり、すでに博士課程では差がほとんどありません。

修士課程も博士課程も男性は減少傾向だけれど女性は増加傾向

上の折れ線グラフを見て明らかなように、大学院の修士課程や博士課程に入学する男性は減少傾向ですが、女性は増加傾向にあります。つまり、最近は、大学院で女性の占める割合が増えているということですね。今回、グラフを描いてみて、自然科学の分野でもこのような現象が起きていることがわかります。これには、少々驚きました!


大学院に進学してみると、修士課程でも博士課程でも、とにかくパワーのある女性がたくさんいました。上の折れ線グラフでも明らかなように、やはり、大学院に入学する女性は増えているのですね。さらに、自然科学の分野で女性が増加傾向という事実には驚きました!

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