eスクールから早稲田大学人間科学研究科へ進学

大学院人間科学研究科要項の表紙の写真 eスクールの記録
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eスクールとは異なる、社会人大学院生活

入学式は戸山キャンパス、学生証は所沢キャンパス

早稲田大学eスクールを卒業し、人間科学研究科 修士課程に進学しました。

大学院人間科学研究科要項の表紙の写真

修士課程の入学式は、合同入学式という形で戸山キャンパス記念会堂で行われました。雨の中(4月とは思えない寒さでした!)eスクールから進学した学友たちと共に、入学式に参加しました。

とはいえ、学生証の配布場所は所沢キャンパスです。そのため、早稲田キャンパス近くでランチをし、その後、高田馬場経由で所沢キャンパスまで行きました(疲れた…)。

大学関係の用事はなるべく1日で終わらせたい!

さて、4/6から授業が始まります。

自分は情報系だからでしょうか? シラバスをみると、オンデマンド形式で提供されている科目が多いです。うまく組み合わせると、所沢キャンパスまで行かずに単位取得ができそうです。


修士を2年で終わらせる履修計画

修士課程を最短2年で修了したいと考えています。

2年で修了するためには、どの科目をどのようにとればいいか、綿密に計画を立てなければなりません。科目登録用の資料を読み込んだつもりですが、これが、なかなか難しいです!

資料には、専門ゼミ、専門科目Aまたは B、プロジェクト科目、リテラシー科目などの語句が並んでいます。もちろん、書かれている文字、そのものは読むことができます。でも、それぞれの語句が指し示している意味がよくわからないのです。

何をどう履修すれば修士課程を最短2年で修了できるのか、わからない!わからなすぎて、学友たちと相談しましたが、やっぱり、わからない!

最終的に、家で、一人で、修士課程を2年で修了するための履修計画表を作成し、そこにアーでもないコーでもないと書き込みながら検討しました。一人科目検討会です!

黄色:研究指導関連の必修科目。ただし、受講する方法は所属するゼミによって千差万別。
水色
プロジェクト科目とリテラシー科目。主に夏季集中講座で受講可能。
グレー
専門科目関連。オンデマンド形式で受講可能なものあり。

専門科目の中には、オンデマンド形式で受講できる科目もあります。でも、プロジェクト科目やリテラシー科目は、所沢キャンパスや早稲田キャンパスなどに行って、対面形式の講義を受けなければなりません。

eスクールとは異なり、大学院は、社会人に配慮したカリキュラムになっていません。社会人大学院生は、そこに注意しながら履修計画を立てる必要があります。

大学院の修士課程は社会人に限った学びの場ではありませんから、当然といえば当然ですね!

一人科目検討会を重ねて「修士を2年で終わらせる履修計画表」をなんとか完成させました。あとは、計画を実行するだけです!

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夏季集中講座 (修士1年と修士2年の夏)

大学院の夏季集中講座は、その名の通り、夏季に行われますので(夏季に行われない集中講座もありましたが…!)、夏休みを利用して受講します。

プロジェクト科目やリテラシー科目は、日程さえ重ならなければ複数受講可能です。もしも日程が重なってしまったら、次の年の夏季集中講座に回すことになります。

また、「集中」という名の通り、科目によっては1時間目から4時間目まで講義があります。

朝から夕方まで脳みそフル回転で、クタクタになります!

自分の場合、とある夏季集中講座を受講するために、始発電車(座って行ける!)で通う生活を4日間続けました。もっと遠隔地に居住している学友は、ホテルに宿泊して受講していました。

また、夏季集中講座には、若い学生さんたちも参加しています。そのため、グループワークなども、若い学生さんたちと一緒に取り組むことになります。さらに、宿題も情け容赦なく出ます。

社会人大学院生にとって、夏季集中講座の存在はありがたいです。でも、とてもハードな夏を過ごすことになります!!!


修士課程の夏合宿

修士課程に進学しましたが、所属研究室はそのままです。

ということで、大学院生になっても、所属研究室恒例の夏合宿に参加しています。

2013年、M1(大学院1年生)のときの夏合宿は、印象深いものでした。所属研究室では、M1(大学院1年生)が夏合宿を取り仕切るからです。

これは、あくまで、自分が所属した研究室の話です。研究室によっては、夏合宿を

やらないところもあるかもしれません!

ゼミ生全員が行う研究の進捗発表の準備や進行、さらに、レクリエーションの企画なども若い大学院生の方と一緒に行いました。広いグラウンドを借りてソフトボールをしたり、湖を散策したり、合宿所内でゲームをしたりなど、学生らしい経験をすることができました。

夏合宿でハイキングした湖とボート

もちろん、研究に関する熱い議論も交わしました。

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社会人大学院生活、所感

以下、社会人生活を送りながら大学院に進学した私の個人的感想です。

まず、想像していた以上に、社会人で大学院に通っている人は多かったです。人間科学研究科以外にもいます。

とはいえ、やはり、年齢を重ねてからの学びは大変です。

たとえば、20代の頃と比べて明らかに記憶力が低下しています。新しいことを覚えるのに、とにかく時間がかかります。

また、記憶力だけでなく、体力も低下しています。完全徹夜などをしてしまうと、翌日は使い物になりません。

でも、社会人であるが故のメリットもあります。

たとえば、社会人生活の中で、すでに、何かしらの経験知を得ています。大学以外の場で得た知識が、研究の場で役立つケースは多いです。

また、明確な動機をもって大学院に進学していますので、学ぶことへのモチベーションが高いです。

さらに、当たり前といえば当たり前ですが、すでに社会人になっているので就職活動をする必要がありません。

将来に対する不安がないので、楽な気持ちで研究できます!

始終、眠たい生活にはなりますが、私は、大学院に進学してよかったと思っています。


修士課程を2年で修了、そして、博士後期課程へ

2015年3月26日に行われた、早稲田大学大学院の修士課程の学位授与式に出席しました。これで、修士課程を2年で修了したことになります。

修士1年目は、単位取得に励みました。オンデマンド形式の講義で専門科目の単位を取得し、夏季集中講座でプロジェクト科目やリテラシー科目の単位を取得しています。

修士2年の前半は、専門科目を1科目だけ履修し、あとは、研究活動に専念しました。また、修士1年目に取得できなかった英語の単位を夏季集中講座で取得しています。

修士2年の後半は、修士論文の執筆に集中しています。

修士論文は提出期限ギリギリまで修正作業を繰り返しました。また、修士論文提出後、発表用のスライドを作成し、修士論文公開審査会に臨みました。

修士論文公開審査会はメッチャ緊張します。卒業研究発表会の比ではありません!

ということで、修士論文公開審査会に合格し「修士を2年で終わらせる履修計画」を達成できました!

そして、性懲りも無く、春から博士後期課程に進学します。笑

「早稲田大学入学手続きの手引き」の表紙


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