卒論や修論、レポートの作成を助けてくれる専門書や論文
卒論や修論、レポートなどを書くときには、大学の図書館をフル活用しましょう。

大学図書館の利用価値はとても高いですよ〜!
大学図書館では、高価な専門書やお金を払わないとアクセスできない論文などを手に入れることができます。

えっ?ネット検索したら、論文なんていくらでもあるよ!
たしかに、ネット上にはたくさんの論文が存在しています。
でも、全ての論文がオープンな状態で公開されているわけではなく、クローズ状態の論文もあります。
その場合、簡単に参照できません。
在籍している大学によって提供しているサービスに差があるかもしれませんが、卒論や修論レベルの文章を書くときには大学図書館をフル活用しましょう。

学費を払っているのですから、使えるものはどんどん使っていきましょうね!
図書館の本を検索するシステム:蔵書検索システム
卒論や修論などの論文を書くときには、どのような参考文献を参照したかが重視されます。

ChatGPTみたいな生成AIを使ってかっこいい文章は簡単に作れるけど、それって、ネット上の情報を参照してるだけだもんね…
大学図書館には、簡単に参照できないような本や貴重な資料などが置かれています。
蔵書検索システムを使って、そのようなさまざまな資料を検索してみましょう。

蔵書検索システムを使いこなすには、ちょっとしたコツが必要です!

えっ!本の検索なんて簡単だよね?

たしかに、GoogleやAmazonで検索する場合は、曖昧な検索キーワードを使ってもそれなりの検索結果が返ってきます!
でも、蔵書検索システムは曖昧な検索が苦手です。
検索するときは、本のタイトルや著者の名前などを正確に入力するよう注意しましょう。
大学が契約しているデータベースの利用
在籍している大学が契約しているデータベースを使ってみましょう。

データベースを使うとか、なんか難しそう…

使い方がわからないときは、大学の図書館の人に訊ねましょう。在学生には親切に教えてくれるはずです!
たとえば、早稲田大学では大学図書館が所蔵している本だけではなく、様々な資料を図書館システム(WINE)で検索することができます。[*WINEとは、学術資料の所蔵情報や入手方法を調べるために早稲田大学の図書館が提供する図書館システム]

検索できる資料の範囲?
早稲田の場合、大学が所蔵している資料に加え、他大学の資料や大学が契約しているデータベースにある論文・電子資料なども検索できます。
ただし、クローズ扱いの資料も多いです。
とにかく、在籍している大学が有料のデータベースと契約しているようであれば、まずはそれらを使ってみることをお勧めします。
おまけ:電源とWi-Fiと冷暖房
最近の大学図書館では、電源やWi-Fiを利用できるケースも多いです。

パソコン使ってレポートを書いたら、すぐに送信できるね!
また、夏休みや春休みなどの長期休暇中も利用できます。
夏は冷房、冬は暖房完備ですから、利用しない手はないです。
まとめ
卒論や修論などの論文を書くときには、どのような参考文献を参照したかが重視されます。
レポートなどを書くときにも大学の図書館や有料データベースを利用して、早めに蔵書検索システムなどの使い方に慣れておくことをお勧めします。

ChatGPTみたいな生成AIって便利です。でも、大学の教員がもっている専門分野に対する知識量を、あまり甘くみない方がいいと思いますよ…!