論文形式でレポートを書くには、どうすればいい?

大隈講堂の時計 レポート

大学でレポートを書くときは論文形式で!

大学でレポートを書くときは、論文形式で文章を書くようにしましょう。論文形式の書き方に慣れておくと、卒業論文を書くときに役立ちます。

レポートを書くときが、論文形式の文章の書き方を身につけるチャンスです!

論文形式?

論文形式の文章とは、自分の主張を他者に納得させるために論理的な筋道に沿って書いた文章です。単なる感想文とは異なります。

自分の感想を並べただけの感想文のような文章を書いていると、卒業論文を書くときに慌てるかも!

論文形式の文章とは、自分の主張を論理的筋道に沿って書く文章です。身につけるには時間がかかりますから、大学でレポートを書くときは、意識的に、論文形式の文章を書いて積極的にスキルを身につけていくようにしましょう。


論文と感想文の違い

論文形式の文章を書くときには、主観的感想を書かないように注意しましょう。論文形式の文章は、自分が感じたことを感じたままに文章化する感想文とは違います。

う〜〜〜ん、よくわからない…

感想文は、自分の主観を軸にして、ある事柄に対して自分が感じたり思ったりしたことを書く文章です。感想文には、自分の感じたことを感じたままに書くことができます。たとえ他の人が納得しなくても「自分の感想はこうなんだ!」と感想文に書いて問題ありません。感想文には、他者を納得させる論理性が求めらていないわけです。

でも、論文は、自分の主張を他者に納得させるため、論理的な筋道に沿って論じていく文章です。つまり、論文には、他者を納得させる客観性が求められます。

「自分の主張を他者に納得させる…」とか難しい!具体的にはどうすればいいの?

まずは

「〜思う」「〜感じる」を使わない!

ようにしましょう。これだけでも、感想文的文章を避けることができます。

過去に、感想文をたくさん書いた経験がある人ほど、身につけてしまった感想文的な文章を書くクセが抜けないかもしれません。講義で課されたレポートを書きながら、少しずつ、論文形式の文章の書き方に慣れていきましょう。


論文形式の文章には主張と根拠がある

論文形式の文章では

少なくとも

① あるテーマに対して何かしらの主張がある
② その主張を支える根拠を示している

必要があります。

主張? 根拠?

はい!何かのテーマに対して自分の考えを主張し、その根拠を示します

まず、自分の主張を明確にします。そして、その主張を他者に納得させるために根拠を示します。根拠を示すことによって、他者を納得させる論理的に筋道の通った文章にするわけです。

主張することの大切さについては、こちらでも触れています。

 

主張とは

レポート課題の場合、すでに何かしらのテーマが設定されています。そのため、つい、課されたテーマに対する感想を書いてしまいがちです。でも、論文形式の文章にするためには、何かしらの主張をする必要があります。

そのために

「設定されたテーマに賛成か反対か!」
「設定されたテーマの問題点は何か!」
「設定されたテーマを改善する方法はあるか!」

など、まずは、設定されたテーマに対して自分の立場を明確にしましょう。それが主張になります。そのあと、他者(課題を出した教師)を納得させる根拠を示していきます。

レポート課題が出されたら

・出されたレポートのテーマは何か?
・そのテーマに対する自分の主張は何か?
・主張の根拠は何か?

を考えることがポイントです。レポートのテーマに対する自分の主張を明確に示し、そのあと、主張の根拠を書いてくことができれば、それは論文形式の文章になります。

根拠とは

自分の主張が明確になったら、他者(レポート課題を出した教員)を納得させる根拠を示していきます。

レポート課題の場合は、参考とする文献が教員から紹介されるケースもあります。そのような場合は、紹介された文献を使って根拠を示していきましょう。参考とする文献が紹介されていなければ、自分の主張の根拠に使えそうな文献を探します。

実は、論文の末尾にある参考文献リストは、他者を納得させるための根拠の塊なんです!

根拠の塊!

「自分の主張を支える根拠がこんなにあるぞ!」と示しているわけです


おまけ

語句の使い方や、一つの文章を簡潔に記述するなど、ちょっとした工夫をするだけで文章のイメージは変わります。

たとえば

簡潔に書かれていない文章

大学院の講義で課されたレポートに取り組むときは、論文形式の文章で書く練習をするといいと思うが、理由は、論文形式の文章を書く技術を身につけておくと、修士論文や博士論文を書くときに役立つからである。また、論文形式の文章を書く技術を身につけるためには繰り返し練習する必要があるから、大学院でレポート課題に取り組むときには常に論文形式の文章で書くことを意識するとうまくいくと思うし、論文形式の文章を書く経験を積むこともできるし、いろいろとうまくいくと思う。

 

簡潔に書かれている文章

大学院の講義で課されたレポートに取り組むときは、論文形式の文章で書く練習をするべきである。
なぜなら、論文形式の文章を書く技術を身につけておくと、修士論文や博士論文を書くときに役立つからである。また、論文形式の文章を書く技術を身につけるためには繰り返し練習する必要がある。そのため、大学院でレポート課題に取り組むときには、常に論文形式の文章で書くことを意識するとよい。
そうすれば、論文形式の文章を書く経験を積むことができる。

二つの文章を比較すると、書かれている内容は同じですが文章から受ける印象は異なりますね。

赤い方は一つの文章が長くて、何を言いたいのかよくわからない…

「文章を簡潔に記述する!」これを意識するだけでも、言いたいことが伝わりやすい文章になりますよ!

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まとめ

大学でレポートを書くときには、論文形式の文章を書くよう意識しましょう。

論文形式の書き方を身につけておくと、卒業論文を書くときに役立ちます。大学の講義で課されるレポートを論文形式の文章で書いて、少しずつ書き方に慣れておくことをお勧めします。

論文形式の文章は、ある事柄について論理的な筋道に沿って書かかれた文章です。ある事柄に対して自分が感じたり思ったりしたことを書く感想文ではありません。

また、論文形式の文章では、少なくとも「① あるテーマに対して何かしらの主張をしている」「② その主張を支える根拠を示している」必要があります。レポートを書いたら、確認してみましょう。


 

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