研究の進め方 論文検索
順風満帆に研究を進めていくことができる社会人大学院生の方もいるかもしれませんが、自分は、すぐ、研究に行き詰まりました。「研究、ガンバル!」と、やる気だけはあるのですが、実際、何をどうすればいいか具体的な方法はよくわかっていなかったからです。
研究を進めていく過程で最初に立ちふさがった壁は
という壁でした。
論文の検索をどのようにすればいいか
とにかく、何もわからない!!!
という状態です。
例えば、、、
論文を探したくても
それらしい論文を見つけたけれど
見つけた論文を頑張って読んでみたけれど
という状態です。
研究初心者は、どこをどうしてどうすれば適切な論文を見つけだすことができるかわからないし、たとえ見つけたとしても、自分の研究とどのように関連付くのかわからないのです。
では、どうするか?
すいません。
ここは、
とにかく頑張るしかない。
としか言えない気がします。
この最初の壁を自力で超えないと、多分、次にくる壁を越えることはできないと思います。
ジェームス・W・ヤング、「アイデアのつくり方」、今井茂雄訳、竹内均解説(1988/4/8)
上記の本、100ページほどの薄い本ですが、発想術に関する名著です。
アイデアのつくり方 | CCCメディアハウス – 書籍 に
“どうやってアイデアを手に入れるか”への解答がここにある! アメリカの超ロングセラーが現代に問う先進の発想術。60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。
と記載されている、とても有名な書籍です。
研究の場でも、アイデアを作り出す必要があります。研究を進める過程で多くのアイデアを発想することができなければ、博士論文は執筆できません。
ですから、この書籍に書かれている「アイデアのつくり方」の第一段階「資料を収集すること」、つまり、論文を検索することは、なんとしてもクリアしなければならない壁です。この「資料を収集する」という第一段階をクリアしないと、研究を進めていくために必要な様々なアイデアを発想することはできません。
つまり、博士論文を執筆するためには、頑張って論文を検索していくしかないのです。ただし、書籍にも書かれていますが「資料を収集する」という作業は「雑仕事であって」「いいかげんでごまかしてしまおう」とする作業です。同様に、論文を検索する作業も、ついつい、面倒になって適当にごまかしてしまいがちです。でも、ここをクリアしないと次には進めませんし、むしろ、ここで逃げずに多くの論文を読んでおくと、その後に訪れる壁を乗り越えることが楽になります。
結局
それらしい論文を見つけたら
たとえ論文に書かれている言葉が難しくても
これしかありません。
社会人としてどれほど経験を積んでいても、研究者としては初心者です。論文を探すという第一段階の作業を、とにかく頑張りましょう!
研究を続けて、博士学位を取得したいのであれば、まずは
のです。