博士課程と修士課程の違い

2015年度の大学院の研究科要項の写真 修士課程・博士課程

大学院の博士課程は、修士課程と全然違った!

「大学院の修士課程と博士課程は全然違う」ということに、博士課程に進学して初めて気づきました。

社会人生活を送りながら博士課程で研究する生活は、いい意味で「自由」でした。
でも、学びの場として「楽」だったのは、修士課程です。

そんなに違うの?

博士課程の「自由」はとても楽しかった!でも、マジで厳しかった!

 


 

早稲田大学の人間科学研究科に関する詳細は

をご覧ください。


 


修士課程

大学院の修士課程は、大学の延長に近いイメージの学び方でした。

私にとって、大学院のイメージは

・専門分野の知識を深める
・専門分野の研究を進める
・専門知識を仕事に活かす
ために講義を受講したり研究指導を受けたりする場所

でした。

勉強する内容が大学よりも、より専門的になる 場所って感じだね!

修士課程は、より専門的なことを誰かが教えてくれるところ!

 

導いてくれる人がいる環境

大学時代と同様、修士課程では、基本的に誰かに教えてもらうという学び方です。

たとえば

修士課程では、講義を受講して単位を取得します

えっ?それ、普通のことだよね!

多分、学びのスタイルとして一般的なイメージですね!

 

修士課程では、決められた単位数を取得しなければなりません。
そのため、複数の講義を受講して、単位取得のために必要なレポート課題や試験に取り組みます。

社会人大学院生にとっては、かなり縛りのある学び方です。
研究だけしていればいいという自由な環境ではありません。
でも、敷かれているレールにうまく乗っていけば、修士課程修了というゴールに連れて行ってもらえるともいえます。

 

 

つまり、大学院の修士課程は、大学での学び方と同様、誰か導いてくれる人がいる学び方でした。

導いて くれる人がいる環境 マジ楽なんだと あとで気づく!

 


 

もちろん

自分の研究を進めて、最終的に修士論文に取り組む必要があります

 

修士課程では、自分の研究を進めていかなければなりません。
そして、最終的に、修士論文という形に自分の研究をまとめます。

 

ただし、修士課程では、自分の研究に関することは研究室で指導してもらえます。

修士課程の学生って、研究者としては初心者レベル!
だから、指導する人が必要ですね

初心者には、誰かが教えてあげないとダメだよね!

 

たとえば、文献の探し方や学会での発表の仕方、投稿論文の書き方などは、ある程度決まったパターンがありますから、指導教員や先輩等がそのパターンを教えてくれます。

それらの助言を参考にして、自分の研究を進めていきます。
指導のレールにうまく乗ることができたら、最終的に、修士論文執筆にたどりつけるはずです。

 

たしかに!教えてくれる人がいる環境は、ありがたいね

 

 


博士課程

博士課程では、講義を受けて単位を取得する類いの学びはありません。
基本的に、研究指導博士論文で単位を取得します。

それだけ?

それだけです。とにかく、研究!研究!研究!

博士課程では、自分の研究を自分で進めること 基本的に、これだけです。

 

当然、研究指導はあります。
でも、指導教員や先輩は、自分の研究について教えてくれる人ではなくなります。

教えてくれる人がいなくなるってこと?

 

研究に関する基本的なことならば、指導教員や先輩も相談にのってくれます。
でも、博士課程の学生は、研究者として、もはや初心者ではありません。
自分の力で、研究を進めていかなければならなくなります。

 

導いてくれる人がいない環境

たとえば、博士学位論文の評価基準の一つに、独自性 があります。

独自性?

「他にはない、特有の内容が書かれていること」かな?

 

博士学位論文には、他とは異なる特有の内容が記述されている必要があります。
独自性 があってはじめて、学術の世界で自分の研究を認めてもらえるともいえます。

 

もしも、自分の研究内容について教えてくれる人が存在してしまったら、そのときは、独自性のある研究とはいえなくなるでしょ?

独自性… 自分がその研究の先頭を走ってるイメージかな?

そんな感じかな

 

博士課程では、修士課程のときのように誰かに教えてもらうことができません。

博士課程での学びには縛りがなく自由です。
でも、目的地につけるかどうかわからない学びの場所ともいえます。

 

 


 


まとめ

社会人生活を送りながらの大学院生活で、修士課程と博士課程の学び方は、想像していた以上に違いました。

 

修士課程生活は、キャンパスに通って講義を受講する生活で負荷が高いものです。
レポート課題の難易度も上がり、多くの文献等を読まなければなりません。
でも、教えてくれる人がいるという点では「楽」な学びの環境でした。

 

博士課程に進学すると、いい意味でほんとうに「自由」になりました。
単位取得のために講義に出る必要がなく、研究に没頭できます。
でも、自分の研究の目的地がどこなのか、その目的地にいくためにどのように研究を進めていけばいいのか、すべて手探り状態です。
誰も、教えてくれません。

 

 

 


 


 

博士課程では、研究の目的地を自分で決め、その目的地に向かうレールも自分で敷く。自由だけど、自由ゆえに、途方にくれる…

 


 


 

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