卒業論文のための研究計画書の書き方ー基本事項ー

研究計画書の書き方の基本事項を示した図 卒業論文

研究計画書の書き方の基本

卒業論文を書くためには研究活動をしなければなりません。研究活動とは、たとえば、卒業論文に関係する文献を調べたり、卒業論文のテーマに関連したインタビュー調査をしたり、卒業論文を書くために必要な実験を行ったりなどの活動です。

卒論を書くためには研究活動をする必要があるんだね!

この研究活動、一朝一夕でできるものではありません!

まずは、研究計画をしっかり立てて、それをもとに自分の研究を進めていきましょう。

研究自体、どういうものかよくわかっていないのに研究計画を立てるなんて無理!

何をどう研究するか、自分ですべて決めなければならないのが大学生に求められる研究活動です。しっかり研究計画を立てましょう!

ひぇ~~~!

卒業論文の研究テーマも決められないようなときは、こちらを参考にしてみてください。

研究テーマを決められないときのヒント
卒業論文の研究テーマを決められないときは、まずは、自分の興味を優先して研究テーマを探しましょう。ただし、卒業論文では社会的に何かしらの問題提起をしてその解決に向けて何かしらの検討をする必要があることに注意しましょう。 そして、何か研究テーマになりそうな候補を思いついたら、とにかく その研究テーマに関わりがありそうな文献を探してみる ことが大切です。

所属する大学や学部、研究室によっては、研究計画書を提出するよう指示されることもあります。以下では、基本的な研究計画書の書き方について説明します。


研究計画書を書くときの基本的約束事

研究計画書の書き方や記述する内容は、大学や研究分野によって異なります。ただし、研究計画書を書く上で共通の約束事はあります。

文末表現は「である」調に統一

文末表現は「である」調で統一します。

文末表現は「である」調にする。
文末表現を「ですます」調にしない。

使用を避けたほうがいい表現

つい、使ってしまいたくなりますが

「~と思う」、「~と感じられる」、「~は好ましくない」

などの表現は使わないほうがいいです。学術的な文章では、自分語りをしません。このような、自分の主観を語る表現は避けます。

自分の意見か!それとも他者の意見か!この点を明確に区別して書く

自分の意見か!それとも他者の意見か!この点を明確に区別して書きましょう。

自分の考えたことではなく、何かしらの文献を参考にしているときは、そのことを文章の中で明確にわかるよう記述します。

たとえば

この問題が重要であることは、〇〇(××××)が「・・・・・・・・・・」と主張していることからわかる

とか

「・・・・・・・・・・」(〇〇、××××)と指摘されているが、この問題を解決するためには

(××××は西暦)

などと書くと、「・・・・・・・・・・」の部分が他者(〇〇)の意見であることが明確にわかります。他者の意見か自分の意見か、誤解を招くことがないよう書くことが大切です。もしも、他者の意見を自分の意見であるかのように書いてしまうと、文献の盗用になってしまいます。

ただし、文献を引用しながら文章を記述する方法は研究分野によって異なります。具体的な書き方は、所属する分野で確認することをお勧めします。


研究計画書の構成

研究計画書の構成など、具体的な書き方は研究分野によって異なりますが、一般的に以下のような項目を記述します。

・研究テーマ
・研究の背景
・研究の目的
・研究の方法
・期待される成果
・参考文献

ここでは、A4用紙2枚で書いた研究計画書の例で説明します。所属する大学や学部、研究室などによって、文字数やページ数、フォント、また、記入すべき項目等、詳細に決められている場合もあります。そのような場合は、必ず、指示されている内容に則って研究計画書を書きましょう。

研究計画書の書き方の見本を示した図

・研究テーマ
研究テーマをわかりやすく説明しましょう。
・研究の背景
この研究テーマをなぜ選んだのか、いかにこの研究テーマは重要か、また、先行研究の紹介や評価、問題点の指摘、などを書きます。先行研究について記述するときは、引用部分と自分の意見を明確に区別して書かなければならないことに注意しましょう。
・研究の目的
研究の目的をできるだけ簡潔にまとめて記述します。
・研究の方法
研究をどのように進めていくか具体的に書きます。たとえば、事例研究であれば、事例の具体的な収集方法を記述したり、実験系の研究であれば、具体的な実験デザインを記述します。研究の方法は研究分野によって異なりますが、どのような分野であっても、できるだけ具体的に記述します。
・期待される成果
研究を達成できたときの成果や、研究が社会にどう役立つかなどを記述します。
・参考文献
引用文献や参考文献の一覧表を載せましょう。
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まとめ

卒業論文を書くためには研究活動をしなければなりません。研究活動は一朝一夕でできるものではありませんから、しっかり研究計画を立てましょう。また、研究計画書を書くときは、所属する大学や学部、研究室などによって記述内容等決められている場合があります。必ず確認しましょう。

研究計画書を書くときの基本的な約束事としては、文末表現を「である」調で統一することや自分の主観を語る表現を避けることです。また、自分の意見か!それとも他者の意見か!を明確に区別して書きましょう。

研究計画書を書く作業は大変ですが、ここを頑張っておくと、卒業論文を書くとき楽になるはずです。


 

研究計画書を書く作業って、ものすごく大変です!自分は、大学3年のときに研究計画書の提出を求められ、頭の中???マークだらけになりました!

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