e-statの統計データを使ってグラフ描画!第4弾

平成29年通信利用動向調査_スマートフォンの月額通信料金のレーダーチャート

e-statの統計データを使ってグラフを描いてみた!第4弾

「棒グラフや円グラフぐらい簡単に描ける!」と思っている方は多いと思います。

特に研究の世界では、直感的でわかりやすいグラフは主張の根拠としておおいに役立ちます。ぜひ、データのグラフ化には慣れたいところです。

でも、実際に、統計データなどの数字だけが並んだ表を目の前にすると
「はて、この統計データをどのようにグラフ化すれば主張の根拠に使えるんだ?」
と悩むことも多いと思います。

統計データをグラフ化するとデータの特徴が可視化されますので、ぜひ、統計データのグラフ化には挑戦してみてください!


特に、各府省庁などが公表する統計データは主張の根拠として積極的に活用していきたいデータです。

例えば、e-statの統計データを使ってグラフ描画!第3弾 では、総務省の通信利用動向調査のデータを使って円グラフを描いています。

平成29年通信利用動向調査_スマートフォンの月額通信料金の円グラフ

*総務省 通信利用動向調査 平成29年通信利用動向調査より

これは、[NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの利用者]と[MVNOの利用者]のスマートフォン月額通信料金の割合を示した円グラフですね。

右の円グラフ[MVNO]をみると、スマートフォンの月額通信料金が2,999円以下の利用者が 約4分の3 を占めていることがわかります。でも、左の円グラフ[NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル]では、月額通信料金が3,000円以上の利用者が大半です。

グラフでみると、表に並んでいる数字をみているだけではわかりにくい違いが直感的に理解できます。

e-statの統計データを使ってグラフを描いてみた!第4弾 では、上の円グラフよりももっと直感的に示すことができないか試してみることにしました!

研究の世界では、とにかくあれこれやってみる!ことが大切です。


1. e-statの統計データをダウンロード!

まずは、統計データのダウンロードです。

e-stat の平成29年通信利用動向調査の統計データの中にある以下の

データセット

政府統計名: 通信利用動向調査
提供統計名: 平成29年通信利用動向調査
提供分類1:  世帯構成員編

を利用して、スマートフォンの月額通信料金をグラフ化していきましょう。

上のデータセットの中の、表番号16表番号17 の2つのCSVデータをダウンロードします。

表番号16表番号17 が対象としているデータは、それぞれ

表番号16:NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル
・表番号17:MVNO(Mobile Virtual Network Operator)

となっています。

平成29年通信利用動向調査_スマートフォンの通信料金データセット

上の2つのCSVデータをダウンロードしたら、そのCSVデータをExcelで加工して、[NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの利用者]と[MVNOの利用者]の月額通信料金を比較していきます。


2. e-statの統計データを必要な形に加工!

ダウンロードした 2つのCSVデータをExcelで開き、必要なデータをピックアップします。

ここでは、以下の部分のデータをピックアップすることになります。

平成29年通信利用動向調査_スマートフォンの月額使用料を示した表

*総務省 通信利用動向調査 平成29年通信利用動向調査より

データを加工したら、Excelを使ってグラフを描いていきます。


3. Excelを使ってグラフを描画!

2. e-statの統計データを必要な形に加工! で紹介したデータを使って、[NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの利用者]と[MVNOの利用者]の月額通信料金を比べます。

ここでは、棒グラフや円グラフではなく、レーダーチャートを使います。

スマートフォンの月額通信料金の割合をレーダーチャートで表示してみると

平成29年通信利用動向調査_スマートフォンの月額通信料金のレーダーチャート

*総務省 通信利用動向調査 平成29年通信利用動向調査より

上のようになります。
(注:Excelでグラフを描いてから、PowerPointを使って少し加工しています)

上のグラフをみると
[MVNO]ではスマートフォンの月額通信料金がほぼ3,999円以下
で占められていることがわかります。

でも、逆に
[NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル]ではスマートフォンの月額通信料金がほぼ3,000円以上
となることが直感的にわかりますね。


まとめ

e-statの平成29年通信利用動向調査の統計データから、[NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの利用者]と[MVNOの利用者]の月額通信料金のデータをダウンロードしてレーダーチャートを描いてみると

[MVNOの利用者]は[NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの利用者]より月額通信料金が少ない!

ことがわかりました。

統計データ(数字)だけを眺めているよりグラフ化して比較してみると、[MVNOの利用者]は[NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルの利用者]より月額通信料金が少ないこと、直感的にわかりますね!

グラフは、数字を見ているだけではわかりにくかったデータの特徴を直感的に理解する手助けをしてくれます。Excelを使って円グラフや棒グラフ、レーダーチャートなどは描画できますから、e-statに限らずさまざまな統計データのグラフ化に挑戦しましょう。
予期せぬ発見へとつながる可能性があります。

それにしても、MVNO の月額通信料金、本当に少ないですね。。。