ゼミ(研究室)に所属して研究するってどういうこと?
eスクールを卒業するためには、ゼミ(研究室)に所属して研究をする必要があります。最低でも2年間、研究に取り組むことになります。
研究した結果は卒業研究発表会で発表します。そして、口頭試問を受けます。
早稲田大学のeスクールは通信教育課程扱いですが、インターネットで講義を受講するだけで卒業できるわけではないことに注意しましょう。
研究活動をしないと卒業できないんだね!
「専門ゼミ」や「卒業研究」は必修科目であり、ここで研究活動を行います(2023/9/21 閲覧)。
以下、私の経験したことをもとに、eスクールでの研究について紹介します。
卒業研究とは?
卒業研究の指導
レベルBまたはレベル3に上がるとき、所属ゼミ(研究室)を決めます。そこで、自分の研究を行います。
「研究」なんて、どうすればいいか全然わからないよ!
わからないですよね!だから、ゼミ(研究室)に入って教員や教育コーチに指導してもらいます!
私も、研究の進め方など、わからないことだらけでした。でも、2年間、ゼミ(研究室)に所属して、卒業研究の指導を受け、卒業研究発表会の口頭試問に合格することができました。
ただし、2年間は最低期間です。2年以上、指導が続くこともあります!
ゼミ(研究室)とは?
自分の研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選ぶ
自分の研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選ぶことが大切です。
すでに、研究テーマが明確に決まっている人は、その研究テーマに合ったゼミ(研究室)を探しましょう。
まだ、研究テーマが明確に決まっていない人は、ゼミ(研究室)選びをするために、ある程度、自分の研究テーマを絞る必要があります。eスクールに出願するときに書いた志望動機書などを参考にして、研究テーマを明確にしていきましょう。
〇〇ポリシーを読みながら、頑張って書いた志望動機書だね!
どうしても研究テーマを絞ることができない場合は、適当な研究テーマを設定してゼミ(研究室)を選ぶことになりますが、そのような状態で研究を始めてしまうとモチベーションの維持が難しいかもしれません。
希望するゼミ(研究室)に必ず入れるとは限らない
必ず希望するゼミ(研究室)に入れるとは限らないことに注意しましょう。
卒業研究の指導は、とても手間がかかります。そのため、ゼミ(研究室)ごとに指導できる人数(定員)を設けています。
入ゼミ希望者が多すぎて定員オーバーになった場合は、選考が行われます。試験というほど厳しいものではありませんが、選考に通るためには「こんな研究をこんな風にやりたい」など、しっかりアピールできるようにしておくことが大切です。
ゼミ(研究室)に入るだけでも大変なんだね!
希望者が集中するゼミ(研究室)というものは、どうしても存在してしまいます…
教育コーチの存在
所属ゼミ(研究室)では教員や教育コーチが、研究活動を指導してくれます。とくに、eスクールでは教育コーチの存在が重要です。
卒業研究にも教育コーチがつくんだね!
研究の場でアレコレ悩んだ時は、まず、教育コーチに相談することをお勧めします。社会人学生から見ると、年下の教育コーチが少し頼りなく感じることもあるかもしれません。でも、研究に関しては当然先輩ですし、逆に、若い教育コーチだからこそ相談しやすいという面もあります。
実際、私は、教育コーチにたくさん助けられました!
卒業研究発表会とは?
無事に研究が進み、研究結果をまとめることができたら、卒業研究発表会で発表します。そこで、口頭試問を受けます。
口頭試問って、具体的に何?
自分の発表した研究内容に関して質問を受け、その質問に応えるという形で行われる試験かな?
卒業研究発表会の参加者は、主に、教員や教育コーチ、学友や先輩・後輩などです。発表が終わると、その場ですぐに質疑応答が始まります。この質疑応答の時間を含めて卒業研究発表会です。
卒業研究発表会については、こちらでも紹介しています。
卒業研究はeスクールでの学びの集大成となります。卒業研究に関する指導は、ゼミ(研究室)単位で行われますので、ゼミ(研究室)選びは慎重に行いましょう。
まとめ
eスクールを卒業するためには、ゼミ(研究室)に所属して研究に取り組む必要があります。さらに、取り組んだ研究を卒業研究発表会で発表し、口頭試問に合格する必要があります。
卒業研究は、eスクールでの学びの集大成です。
自分の研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選んで研究に取り組みましょう。ただし、希望するゼミ(研究室)に必ず入れるとは限りません。また、研究に関してわからないことがでてきたら、まずは、教育コーチに相談することをお勧めします。
eスクールは通信教育課程扱いですが、インターネット経由の講義を受講するだけでは卒業できないことに注意しましょう。
私は大学院に進学したので、所属ゼミの教育コーチとはeスクール卒業後も交流がありました。ホント、お世話になりました!