eスクールでの学びの集大成は卒業研究
eスクールを卒業するためには、最低でも2年間、ゼミ(研究室)に所属して卒業研究に取り組まなければなりません。
取り組んだ卒業研究の内容は、卒業研究発表会で発表し、そこで、口頭試問を受けます。
この口頭試問に合格して、はじめて、eスクールを卒業できます。
早稲田大学のeスクールは通信教育課程扱いですが、インターネットで講義を受講するだけでは卒業できないことに注意しましょう。

研究をしないと卒業できないんだね!
「専門ゼミ」や「卒業研究」は必修科目になっています(2025/3/16 閲覧)。
以下、eスクールでの経験をもとに、ゼミ(研究室)に所属して行う卒業研究について説明します。
卒業研究の指導
eスクールでレベルBまたはレベル3に上がるとき、所属ゼミ(研究室)を決めます。
そこで、最低でも2年間、教員と教育コーチから、卒業研究のための研究指導を受けます。

卒業研究なんて、何をどうすればいいか全然わからないよ!

そう、わからないですよね。私も、ゼミ(研究室)に入るまで、何をどうすればいいか全然わかりませんでした!
でも、ゼミ(研究室)に所属して、教員や教育コーチから卒業研究の指導を受けているうちに、少しづつ、何をどうすればいいかが、わかるようになりました。
教育コーチの存在
ゼミ(研究室)に所属すると、教員や教育コーチから卒業研究の指導を受けますが、何か研究についてわからないことがでてきたときは、まず、教育コーチに相談することをお勧めします。

卒業研究にも教育コーチがつくんだね!
社会人学生から見ると、年下の教育コーチが少し頼りなく感じることもあるかもしれません。
でも、研究に関しては当然先輩ですし、逆に、若い教育コーチだからこそ相談しやすいという面もあります。

私は、教育コーチにたくさん助けられました!
eスクールの場合、卒業研究においても教育コーチの存在は重要です。
ゼミ(研究室)を選ぶとき
自分の研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選ぼう
すでに、研究テーマが明確に決まっている人は、その研究テーマに合ったゼミ(研究室)を探します。
まだ、研究テーマが明確に決まっていない人は、ある程度、自分の研究テーマを絞る必要があります。
とにかく、大事なことは、自分の研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選ぶことです。
eスクールに出願するときに書いた志望動機書などを参考にして、研究テーマを明確にしましょう。

〇〇ポリシーを読んで書いた志望動機書だね!
どうしても研究テーマを絞ることができない場合は、適当な研究テーマを設定してゼミ(研究室)を選ぶことになります。
そのような状態で研究を始めてしまうとモチベーションの維持が難しいかもしれません。
まずは、研究テーマをきちんと絞り込むことをお勧めします。
希望するゼミ(研究室)に必ず入れるとは限らない
ただし、希望するゼミ(研究室)に必ず入れるとは限らないことに注意しましょう。
卒業研究の指導は、とても手間がかかります。
そのため、ゼミ(研究室)ごとに指導できる人数(定員)を設けています。
希望者が集中するゼミ(研究室)と定員に満たないゼミ(研究室)というものが、どうしても存在してしまいます。
試験というほど厳しいものではありませんが、選考に通るためには「こんな研究をこんな風にやりたい」としっかりアピールできるようにしておきましょう。

ゼミ(研究室)に入るだけでも大変なんだね!
卒業研究発表会の準備
卒業研究発表会には、ゼミ(研究室)の教員や教育コーチも参加します。

研究の発表ってどんなふうにするのかな?
卒業研究の発表のためのスライド作りや発表練習なども、卒業研究の一環として指導してもらえます。

少なくとも、私のゼミでは指導してくれました!
とにかく、何かわからないことがあれば教育コーチに相談しましょう。
卒業研究発表会については、こちらで紹介しています。
卒業研究はeスクールでの学びの集大成です。
まとめ
卒業研究に関する指導は、ゼミ(研究室)単位で行われますので、ゼミ(研究室)選びは慎重に行いましょう。
まずは、自分の研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選ぶことが大切です。
また、研究に関して何かわからないことがでてきたら、教育コーチに相談することをお勧めします。
eスクールを卒業するためには、ゼミ(研究室)に所属して卒業研究に取り組む必要があることに注意しましょう。

私は大学院に進学したので、所属ゼミの教育コーチとはeスクール卒業後も交流がありました。ホント、教育コーチにはお世話になりました!