eスクールから大学院へ進学(内部選抜)

学士・修士・博士の学位記を並べた写真 eスクール

eスクールから大学院へ進学するには

早稲田大学人間科学部のeスクールから大学院(人間科学研究科)に進学することができます。

えっ!? eスクールに大学院があるの?

いえ、eスクールに大学院はありません!

修士課程2年制への内部選抜入学試験に、eスクールからも出願できるという話です。当然、1次選考の書類審査や2次選考の面接試験に合格する必要があります。でも、eスクール生で大学院進学を考えている人は、内部選抜の条件などを確認しておくことをお勧めします(2022/8/28 閲覧)。

入学試験情報
早稲田大学 大学院人間科学研究科 オフィシャルサイト。教育理念、教員紹介、カリキュラムといった総合案内のほか、受験生・在学生・卒業生の方へ向けた、さまざまな情報を発信しています。

ただし、大学院では一般の通学生と同じ扱いになることに注意しましょう。

私の場合、情報系であったため、修士課程でもオンライン形式の講義がありました。そのため、オンラインで行われる講義を中心に履修計画を立て、また、集中講義も積極的に利用し、大学キャンパスに通う回数を減らしました。それでも、eスクール時代と比べてキャンパスに行く回数は多くなりました。

進学してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないようにしましょう!

以下、eスクールから内部選抜で大学院に出願し、大学院に進学してみて気づいたことです。

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内部選抜の入学試験に出願できる条件

内部選抜の入学試験に出願するためには、一定の条件をクリアしておく必要があります。

条件?

大学院では、eスクール生も一般の通学生と同じ扱いになります。そのため、一定の学業成績を求められます。

学業成績の基準値「GPA」が平均3.00以上であること(2022年3月時点)

詳細は、所沢事務センターのお知らせに掲載されます。
「2023年度 大学院人間科学研究科修士課程(2年制) 内部選抜入学試験について」 https://www.waseda.jp/fhum/ghum/assets/uploads/2022/03/23_38_20220311_M2naibusembatsu.pdf (2022/8/28 閲覧)

内部選抜の入学試験に出願するための条件を確認しましょう。

大学院での研究計画

大学院(人間科学研究科)に進学するのであれば、研究計画書を書きましょう。

研究計画?

研究計画とは、文字通り「自分はどのような研究をどのようにするつもりか」という計画のことです。大学院でどのようなテーマの研究をどのような方法で行う予定か、研究をすることによってどのような成果が見込めるか、などを記述します。eスクールを受験するときに志望動機書を書きましたが、その志望動機書をより本格的にしたものが研究計画書です。

う〜ん、書き方の見本みたいなものがあるといいな!

研究計画書の書き方には、ある程度、パターンがあります。とはいえ、研究分野によって研究計画書の書き方に差がありますので、大学院に進学したeスクールの先輩などに相談してみましょう。

eスクールから大学院に進学した人は、けっこういますよ!

私の場合は

・研究の背景
・研究の目的
・志望動機
・ここまでの研究成果
・これからの研究計画
・参考文献

などの内容を、4000字程度にまとめ、研究計画書を書きました。研究計画書については、こちらでも紹介しています。

指導教員の存在

大学院(人間科学研究科)で自分の研究を進めるためには、その研究を指導する指導教員が必要です。

指導教員?

大学院(人間科学研究科)では、研究を指導してくれる教員の研究室に入り、そこで自分の研究を進めることになります。自分の研究を指導してくれる教員がいない状態で大学院(人間科学研究科)に進学しても、研究を進めることはできません。

大学院での学習は『講義を受ける』より『研究室での研究』に重きが置かれます。もちろん、講義を受講して学期末にレポートを書くような学習形態もあります。でも、それも、研究を進めるために必要な専門分野について学ぶというイメージです。

大学院では研究に重きが置かれます。そのため、研究を指導する教員の存在が重要です。自分の研究を指導してくれる教員を見つけましょう。

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まとめ

eスクールから内部選抜を利用して、早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程(2年制) に進学できます。大学院(人間科学研究科)への進学を考えている人は、まずは、内部選抜の入学試験に出願できるか確認してみましょう。ただし、1次選考の書類審査や2次選考の面接試験に合格する必要はあります。

また、大学院に進学すると、キャンパスに通学する回数がeスクール時代より増えます。さらに、大学院に進学してからの研究計画をしっかり立てておく必要もあります。また、自分の研究を指導する教員が必要なことにも注意しましょう。


大学院生がメールを送るときって
「〇〇研究室の△△です」(〇〇は指導教員の名前、△△は自分の名前)
と名乗るケースが多いです。

大学院では「どこの研究室に所属しているか」「指導教員は誰か」が、とても重要になります!

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