ゼミ(研究室)に所属して研究するってどういうこと?
eスクールを卒業するためには、ゼミに所属して研究をしなければなりません。
自分で研究テーマを決めて、自分で研究に取り組みます。また、研究結果をまとめて卒業研究発表会で発表する必要もあります。早稲田大学のeスクールは通信教育課程扱いですが、インターネットで講義を受講するだけで卒業できるわけではありません。最低でも2年間、ゼミ(研究室)に所属して自分の研究に取り組む必要があります。

研究は必須ってことだ!
研究に関わる科目である「専門ゼミ」や「卒業研究」は、必修科目になっています(2022/8/25 閲覧)。
以下、私の経験したことをもとに、eスクールでの研究について説明します。
卒業研究とは?
卒業研究の指導
自分の研究テーマを決めて、自分で研究を進めていくために、ゼミ(研究室)に所属します。

「研究」なんて、どうすればいいか全然わからないよ!

わからないですよね!だから、ゼミ(研究室)に入って指導してもらうのです!
研究の進め方など、実際、わからないことだらけです。でも、卒業研究発表会で行われる口頭試問に合格しなければ卒業できません。そのため、最低2年間、ゼミ(研究室)に所属して、卒業研究の指導を受けます。

最低!2年間!です。もっと長い期間、指導を受ける場合もあります…
ゼミ(研究室)選び
自分の研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選ぶ
自分の研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選びます。
すでに、研究テーマが明確に決まっている人は、その研究テーマに合ったゼミ(研究室)を探します。
まだ、研究テーマが明確に決まっていない人は、ゼミ(研究室)選びをするために、ある程度、自分の研究テーマを絞る必要があります。eスクールに出願するときに書いた志望動機書などを参考にして、研究テーマを絞っていきましょう。
どうしても研究テーマを絞ることができないという人は、とりあえず、適当な研究テーマを設定してゼミ(研究室)を選ぶこともできます。でも、そのような状態で研究を始めても、モチベーションの維持が難しいかもしれません。
研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選ぶために、まずは、自分の研究テーマをどうするか検討しましょう。
希望するゼミ(研究室)に必ず入れるとは限らない
必ず希望するゼミ(研究室)に入れるとは限らないことに注意しましょう。
卒業研究の指導は、とても手間がかかります。そのため、ゼミ(研究室)ごとに指導できる人数(定員)を設けています。入ゼミ希望者が多すぎて定員オーバーになった場合は、選考が行われます。試験というほど厳しいものではありませんが、選考に通るためには「こんな研究をこんな風にやりたい」など、しっかりアピールできるようにしておくことが大切です。

ゼミ(研究室)に入るだけでも大変なんだね!
希望者が集中するゼミ(研究室)というものは、どうしても存在してしまいます。そのため、希望するゼミ(研究室)に必ず入れるとは限らないことに注意しましょう。
教育コーチの存在
所属するゼミ(研究室)が決まったら、指導教員や教育コーチの助けを借りながら研究を進めていくことになります。当然、教員も指導してくれますが、eスクールでは教育コーチの存在がとても重要です。

卒業研究でも教育コーチがついてくれるんだね!
研究の場でアレコレ悩んだ時は、まず、教育コーチに相談することをお勧めします。社会人学生から見ると、年下の教育コーチが少し頼りなく感じることもあるかもしれません。でも、研究に関しては当然先輩ですし、逆に、若い教育コーチだからこそ相談しやすいという面もあります。

実際、私は、教育コーチにたくさん助けてもらいました!
卒業研究や卒業研究発表会に関する悩みや質問などは、所属するゼミ(研究室)の教育コーチに積極的に相談することをお勧めします。
卒業研究発表会
無事に研究が進み、研究結果をまとめることができたら、卒業研究発表会で発表します。そこで、口頭試問を受けます。

口頭試問って、具体的に何?

自分の発表した研究内容に関して質問を受け、その質問に応えるという質疑応答の形の試験かな?
卒業研究発表会の参加者は、主に、教員や教育コーチ、学友や先輩・後輩などです。発表が終わると、その場ですぐに質疑応答の時間になります。この質疑応答の時間を含めて、卒業研究の合否が決定されます。
卒業研究発表会については、こちらでも紹介しています。
卒業研究はeスクールでの学びの集大成となります。卒業研究に関する指導は、ゼミ(研究室)単位で行われます。そのため、ゼミ(研究室)選びは慎重に行いましょう。
まとめ
eスクールを卒業するためには、ゼミ(研究室)に所属して研究に取り組む必要があります。さらに、取り組んだ研究を卒業研究発表会で発表し、そこで行われる口頭試問に合格する必要があります。
卒業研究は、eスクールでの学びの集大成です。自分の研究テーマに合ったゼミ(研究室)を選んで研究に取り組みましょう。ただし、希望するゼミ(研究室)に必ず入れるとは限りません。また、実際に研究を進めるときは、積極的に教育コーチに相談することをお勧めします。
eスクールは通信教育課程扱いですが、インターネット経由の講義を受講するだけでは卒業できないことに注意しましょう。

私は大学院に進学したので、所属ゼミの教育コーチとはeスクール卒業後も交流が続きました。ホントに、お世話になりました!