卒論や修論を発表するとき スライドの枚数・文字の大きさ・図

12ポイントから44ポイントのフォントを使った例を実際に表現したスライドの図 スライド
スポンサーリンク

発表時間内に、伝えたいことを伝えきるスライドを作成!

自分の研究内容が伝わりやすいスライドを作成して、卒論や修論を発表しましょう。

そのためには、まず、所属しているゼミ(研究室)に発表用スライドのテンプレートが用意されていないか確認することをお勧めします。

もしも、発表用スライドのテンプレートが用意されていたら、それを利用してスライドを作成しましょう。

テンプレートに則ってスライドを作成すれば、かなり効率的です!

テンプレートが用意されていなかったら?

なるべく、シンプルなスライド作りを心がけましょう!

実際に、スライド作りに取りかかると、あれもこれもとスライドに詰め込みたくなります。

でも、そうすると、伝えたいことがぼやけたスライドになってしまいます。

スライドの枚数を増やしすぎないこと、大きめのフォントを使うこと、なるべく図を活用することが大切です。

発表時間は思いのほか短いですよ!

以下では、卒論や修論の発表用スライドを作成するときのコツを紹介します。

スポンサーリンク

スライドの枚数

スライドの枚数は、発表時間を目安にして決めます。

最初に映し出しておくタイトルスライド(表紙)は別にして、発表時間が10分ならば10枚、15分ならば15枚程度です。

目安は、1分1枚だね!

1分1枚に、こだわりすぎないでね。あくまで、目安です!

上限は、10枚を目安にしているのであれば12枚くらい、15枚を目安にしているのであれば18枚くらいでしょうか。

実際にスライド作りに取りかかると枚数が増えてしまいがちです。

スライドの枚数が多過ぎると、発表の後半は「スライドをめくるだけ状態」になってしまいますよ!

スライドの枚数は、1分1枚をもとに、1.2倍くらいまでの量に押さえることをお勧めします。

文字の大きさ

スライドで使用する文字は、発表会場にいる人がきちんと読むことのできる大きさにしましょう。

以下は、スライド上に12ポイントから44ポイントの大きさで文字を書いたイメージです。

12ポイントから44ポイントのフォントを使った例を実際に表現したスライドの図

パッと見て読むことができるのは、24ポイントぐらいまでかな?

読んでもらうことが目的でスライドに文字を書いているのですから、読める大きさで書きましょう!

パソコン画面でスライドを作成していると、12ポイントくらいであれば、簡単に読むことができます。

でも、発表会場でスライドを見ている人には小さすぎて読めません。

スライドを作成するときは、意識的に大きなポイントを使うようにしましょう。

大きなポイントを使うと、長々とした文章を書きにくくなるメリットもあります!

フォントはゴシック系がお勧めです。

図を活用する

伝えたいことを簡潔に伝えるために、図を活用しましょう。

文字ではなく図で説明

たとえば、研究の背景について説明したいのであれば

研究の背景を図で表現したスライドと文字で表現したスライドを並べて描いた図

左のように、なるべく図で表現します。

作図できるものは、なるべく作図して、伝えたいことが直感的に伝わるよう工夫しましょう。

なるべく伝えたい内容を図にまとめ、それをスライドに表示し、細かな説明は発話で補う発表スタイルをお勧めします。

配置を工夫

作図するときに文字や図の配置を工夫すると、さらに、伝えたいことが伝わりやすくなります。

図や文字の配置を工夫したスライドと工夫していないスライドを並べて表示した図

たとえば、左図のように配置を工夫すると、何を比較しているかがわかりやすくなりますよね!

スポンサーリンク

見本 フォント・ポイント・線の太さ

本記事に載せた図のフォントやポイント、線の太さは以下のようになっています。

よろしければ参考にしてみてください。

スライドに描かれた図のフォントの大きさと線の太さを説明した図
スポンサーリンク

まとめ

卒論や修論を発表するためのスライドを作成するときは、自分の伝えたいことが伝わりやすくなるよう、以下のような工夫をしましょう。

・スライドの枚数を増やし過ぎない
・大きな文字を使って書く
・図を活用して、配置を工夫する

発表時間は思いのほか短いです。

そのため、スライドは、伝えたいことを発表時間内に伝えきるように作成しましょう。


「ご清聴ありがとうございました」スライドは、必要ないです!

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

タイトルとURLをコピーしました