研究発表のためのスライド作成のコツ スライドはシンプルに!

研究発表のためのスライド スライド

研究発表のためのスライド作成のコツ

大学院生になると、自分の研究を人前で発表する機会が増えます。研究と並行して、発表準備も進めなければなりません。今は、スライドを使って発表するケースがほとんどですから、スライド作りに時間を取られます。

たくさん書かなきゃいけないから、スライド作りって大変だよね

たくさん書けばいい!というものでもない気がします…

 

えっ、そうなの?

 

自分の研究を発表する目的ってなんだと思いますか?

えっ、目的?

研究を発表する目的

・自分の研究の話を聞いてもらう
・自分の研究内容を知ってもらう
・自分の研究内容に関して意義ある質問をしてもらう

ことではないでしょうか。

まずは、研究についての話を聞いてもらい、そして、研究内容を多くの人に知ってもらい、その上で、自分の研究内容に関して意義ある質問をもらうことが重要です。

 

質問してもらうことが大事なの?

はい!大事です

意義ある質問をしてもらうためには、事前に、自分の研究内容を知ってもらう必要があります。スライドは、意義ある質問をしてもらえるように作成しましょう。

 

え〜〜〜、質問なんてない方がイイと思ってた…

研究を発表する目的は、自分の研究に関する意義ある質問をしてもらうことです。意義ある質問が、自分の研究を進める原動力になります。

 


 


スライドはシンプルに!

意義ある質問をしてもらうためには、どんなスライドを作成すればよいでしょうか。
以下の3点を心がけて作成することをお勧めします。

① 話を聞いてもらえる
② 研究内容が伝わりやすい
③ 質問したくなる

 

この3点に注意してスライドを作成しましょう。

ここでは、以下の例を使って説明していきます。

研究の背景を示した図 視覚障害者が利用する録音図書は、現在、人が読み上げて製作されるケースが多いが、今後は、機械を使った合成音声で読み上げるケースが増えると予想される。しかし、人間が読み上げる音声と機械が読み上げる音声では、聞きやすさに違いがある。  本研究では、読み上げ音声に挿入される間(ま)に着目し、聞きやすさの違いについて検討している。

 

① 話を聞いてもらえる

左のスライド
文章で書かれていないため、スライドで示されている内容をスピーチで補う必要があります。そのため、聞き手は発表者のスピーチを聞かなければなりません。

右のスライド
文章で書かれているため、聞き手はスライド上のテキストを読み始めます。そのため、読むことに集中し、発表者のスピーチを聞かない可能性があります。

そもそも、読むの、面倒くさい…

② 研究内容が伝わりやすい

左のスライド
どうのような研究内容か、見ただけでわかるように工夫されています。

右のスライド
文章で説明しているため、文字を読んで書かれている内容を理解しなければなりません。読むための時間が必要になります。

だから、読むのが面倒…

③ 質問したくなる

左のスライド
例えば
「機械の音声」とは具体的にどのような音声のことを指しているのだろう?
など、質問したくなるポイントを見つけやすいです。

右のスライド
文章のみで一本調子に書かれているため、質問ポイントを見つけにくいです。

これだと、「間(ま)って、何?」ぐらいしか、思いつかない…

 

右のスライドのように、テキストで埋め尽くされたスライドは

① 話を聞いてもらえない
② 研究内容が伝わりにい
③ 質問しにくい

ことが多くなります。

 


スライドはシンプルなものを作成するように心がけましょう。

研究の背景が書かれているスライド

 

そうすれば、 聞き手はテキストを読む負担が減ります。発表者のスピーチに集中してくれますから、研究内容が伝わりやすくなります。その結果、自分の研究に関する意義ある質問をしてくれる可能性が高まります。

研究を発表する目的は、自分の研究内容に対して意義ある質問をしてもらうことです。なぜなら、意義ある質問が自分の研究を押し進めてくれるからです。

 


 


まとめ

スライドは、研究内容についての話を聞いてもらうための補助であり、研究内容について聞き手に伝えるための補助であり、質問をしてもらうための補助です。

主役は、あくまで、発表者のスピーチであり、スライドは補助に過ぎないことを忘れないようにしましょう。

そのためには、文字で埋め尽くされたスライドではなく、シンプルなスライドを作成するように心がけましょう。シンプルなスライドが、聞き手からの意義ある質問を引き出してくれるかもしれません。


 


 

スライドに合わせて完全な原稿を作成して、それを読み上げるだけの発表に遭遇することがあるけど、それなら、わざわざ人前でスピーチする意味ない気がする。その原稿を資料として配って「読んでください」でいいのでは…


 


 

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