修士論文や卒業論文につける要旨(概要書)の例

修士論文の要旨を2ページにまとめた例 修士論文・博士論文
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要旨(概要書)の書き方 2段組・図表・参考文献リストなど

修士論文や卒業論文などを提出する際、要旨(概要書)をつけるよう指示されることがあります。そのときは、論文に書かれている内容をわかりやすく要約して要旨(概要書)を作成しましょう。

修士論文や卒業論文はボリュームがあるから、要旨(概要書)が必要になるんだね!

所属大学や所属研究科によっては、要旨(概要書)の書き方が詳細に決められていることがあります。また、大学や研究科によっては、論文や要旨(概要書)以外の書類を提出するよう求められることもあります。書式や提出方法など、年度によって変わることもありますので、必ず、所属大学や所属研究科の最新情報を確認するようにしましょう。

要旨(概要書)に書く内容

修士論文や卒業論文などを書きあげたあとに、論文の記述内容と照らし合わせながら要旨(概要書)を書くことをお勧めします。私は、下記のような、A4版2ページの要旨(概要書)を作成しました。

修士論文の要旨を2ページにまとめた例

あくまで、要旨(概要書)の一例です。早稲田大学だけでも各研究科によって、A4判1ページのPDFファイルから原稿用紙20枚まで、指定される内容はバラバラですから注意しましょう。

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必ず、論文のタイトルと名前を記述する!

① 論文のタイトルは中央寄せで書く

要旨(概要書)に限らず、論文のタイトルは中央寄せが一般的です。

タイトルの次に、自分の学籍番号・名前を書きます。また、指導教員の名前を書くケースも多いです。

指導教員の名前を入力するとき、変換ミスなどしないよう気をつけましょう!

締め切り時間ギリギリで提出すると、信じられないようなミスをすることがあります。必ず、論文のタイトルや名前が正確に書かれているか、チェックしましょう。

要旨(概要書)向きの書き方とは?

要旨(概要書)の書式が決められている大学や研究科は多いです。そのようなときは、決められた書式にしたがいましょう。

以下は、あくまで、要旨(概要書)の書き方の一例です。

② 見出しをつける

見出しがあると、書かれている内容が把握しやすいです。論文本体につけた見出しを参考にして、要旨(概要書)にも見出しをつけましょう。

修士論文の要旨を2ページにまとめた例
③ 横書きで、2段組みにする

要旨(概要書)には多くの内容を詰め込むことになります。そのため、2段組みで記述することをお勧めします。

Wordをはじめ、一般的に、文書作成用ソフトには段組み機能があります。試してみましょう。

Wordだと「レイアウト」の「ページ設定」で、段組みだね!

MacのPagesでも、「レイアウト」を使って段組みできます!

④ 図や表を活用する 

図や表を積極的に活用することをお勧めします。テキストだけの要旨(概要書)よりも、図表があると、直感的でわかりやすいです。論文本体に図表を載せているのであれば、それらの図表を活用できないか検討してみましょう。

ただし、図を入れるときは、図のまわりに表示される文字の配置に注意しましょう。

Wordだと「文字列の折り返し」だね。「外周」とか「前面」とか「上下」とか…

MacのPagesだと「テキストの折り返し」ですね。デフォルトは「自動」で、やはり「周辺」「上下」などがあります

⑤ 引用したときは、末尾に参考文献リストを載せる

参考文献を使って、要旨(概要書)の中で何かしらの引用を行ったときは、必ず、末尾に参考文献リストを載せましょう。参考文献リストとは、参考にした論文や書籍などをまとめた一覧表です。

剽窃疑いとか、かけられたくないですよね!

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まとめ

修士論文や卒業論文などを提出する際につける要旨(概要書)は、論文本体を書きあげたあとに、論文で記述した内容と照らし合わせながら書くことをお勧めします。2段組みにしたり図表を入れたりするなど、アレコレ工夫してみましょう。また、参考にした文献があるときは末尾に参考文献リストを載せます。

ただし、所属大学や所属研究科によっては、要旨(概要書)の書き方が詳細に決められていることもあります。また、大学や研究科によっては、論文や要旨(概要書)以外の書類を提出しなければならないこともあります。書式や提出方法などは、年度によって変わることもありますので、必ず、所属大学や所属研究科の最新情報を確認しましょう。


頑張って執筆した論文が書類の不備で受理してもらえなかったら、悲しすぎますよね!

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