卒業論文の要旨(概要書) 書き方の例

卒業論文の要旨を1ページにまとめた例 卒業論文
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卒業論文の要旨(概要書)ってどう書くの?

卒業論文を書き終えてホッと一息ついていると「卒論の要旨を書いてね!」と言われることがあります。

卒論の要旨?何それ…

そもそも、要旨って何?

卒論の要旨とは、卒論全体で書かれている内容を簡潔にまとめた概要書のことです。

要旨なんて書いたことないよ!

という方のために、卒論の要旨の書き方を1ページにまとめたものを例にして、説明します。

* 要旨の書き方を細かく指定している大学や学部もありますので、そのようなときは指定通りの要旨を書きましょう。

要旨ってどのタイミングで書けばいいの?

卒業論文を書き終えたあとで、要旨を作成することをお勧めします。

ただし、研究計画にしたがって順調に研究を進めることができている場合は、卒論を書き終える前に要旨を作成することもできます。

でも、卒論を書き終える前の状態は

・「研究の目的」…「う〜〜〜ん、何を言おうとして研究に取り組んだか忘れた!」
・「研究の背景」…「背景を語るためには、もう少し資料を探さないとダメだ!」
・「考察」…「とりあえず、研究結果はあるけど、この結果から何がわかるんだ?」

ではないでしょうか?

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要旨ってどんな風にまとめればいいの?

卒論を書き終えてから要旨の作成に取り組むと、卒論の構成通りに要旨をまとめることができます。

たとえば、こんな感じですね↓

2段組1ページにまとめた要旨の例

卒業論文の要旨を1ページにまとめた例

基本的には、以下のような内容を適宜組み合わせて書くことになります。
(注:研究分野によって詳細は異なります)

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題目   論文のタイトル
筆者   自分の学籍番号や名前 
背景   先行研究の紹介・現状・問題点など
目的   論文で主張したい内容、解決・解明したい問題など
方法   研究の手法
結果   研究して得られた結果
考察   結果に対する考察
結論   まとめ
参考文献 参考にした文献

各大学、各学部で、題目や筆者、段組や文字数、フォントの大きさなど、要旨の書き方が詳細に指定されている場合があります。そのような場合は、必ず、その指示にしたがいましょう。

もしも、卒論で図を描画していたら、その図を要旨に載せてもいいかもしれません。

図があると、簡潔でわかりやすい要旨になります!

以下では、2段組2ページの要旨(概要書)を例にあげて説明しています。

興味のある方はこちらも参考にしてみてください。

また、所属しているゼミ(研究室)によっては、卒論の要旨のテンプレートが用意されていることがあります。

テンプレートがあると助かるなぁ!

所属しているゼミ(研究室)で確認してみましょう。

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まとめ

卒業論文の要旨とは、卒論全体で書かれている内容を簡潔にまとめた概要書のことです。

大学や学部によっては、卒論の要旨の書き方が詳細に決められていることもあります。

また、所属しているゼミ(研究室)によっては、要旨のテンプレートが用意されていることもあります。

そのため、まずは、大学や学部、所属ゼミ(研究室)で要旨の書き方を確認することをお勧めします。


ChatGPTなどの生成AIに自分の卒論の概要をまとめてもらい、それを適宜、手直しして要旨を作成してもいいかもしれません。自分で書いた卒論の概要であればハルシネーションにも気がつきますし、ね!

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