卒業論文はパラグラフ・ライティングで書こう:トピック・センテンス

パラグラフライティングとトピックセンテンスの図 卒業論文

トピック・センテンスでパラグラフの中身を要約する

卒業論文は、論文形式で記述します。論文全体の構成は、序論・本論・結論です。

卒業論文執筆へのアドバイス 序論・本論・結論
卒業論文など論文形式の文章は、序論で論じる目的を明確に示すことが大切です。自分は何を論じたいのか、何を主張したくて論文を書いているのか、そこをはっきりさせましょう。序論で論文のゴールがはっきりすれば、あとは、ゴールに向かって本論と結論を記述するだけです。

また、文章は、パラグラフ・ライティングを意識して書きましょう。

卒業論文を論理的に書くための方法:パラグラフ・ライティング
卒業論文など、論文形式の文章を書くときにはパラグラフ・ライティングを使いましょう。パラグラフは、段落とは異なり、パラグラフ内で取り上げるトピック(話題)の扱いが厳密です。1つのパラグラフの中に1つのトピックのみ書きますから、論文形式の文章に向いています。

ここでは、パラグラフ・ライティングをする上で要となるトピック・センテンスについて説明します。トピック・センテンスは、各パラグラフの先頭に置きます。

トピック・センテンス?

各パラグラフの先頭にトピック・センテンス(パラグラフの要約文)を置くと、読みやすい文章になります。


パラグラフ・ライティングとトピック・センテンス

パラグラフ・ライティングでは、1つのパラグラフ内に1つのトピック(話題)についてのみ書きます。 この「1つのパラグラフ内に1つのトピック(話題)についてのみ書く」という書き方を徹底するため、トピック・センテンスは各パラグラフの先頭に置きましょう。

パラグラフライティングとトピックセンテンスの図

各パラグラフの先頭にトピック・センテンスがあると、パラグラフ内で複数のトピック(話題)を書きにくくなります。

ポイントは

・1つのパラグラフに、1つのトピック(話題)についてのみ書くこと
・パラグラフの先頭にトピック・センテンスを書くこと

です。

よろしければ、こちらも参考にしてみてください。

段落とは異なるパラグラフ

パラグラフは、日本語文章の段落とは異なります。

日本語文章の段落も、何かしらのルールに基づいて文章を一つのかたまりにまとめています。ただし、まとまりの作り方に厳密なルールはありません。たとえば、内容を基準にして段落をまとめていることもあれば、文章の量が多いという理由で段落を分けることもあるでしょう。

でも、パラグラフ・ライディングでは、1つのパラグラフに1つのトピック(話題)についてのみ記述します。たとえば

・このトピックについてかなり長く書いてしまったから、この辺でパラグラフを分けよう!
・トピックは飛ぶけど、ここは奇を衒って別のトピックについても書いてしまえ!

などの理由で、パラグラフを変えたり異なるトピックに飛ぶことはできません。

パラグラフは、ある1つのトピック(話題)について述べた文の集合です。そして、パラグラフの中身を要約するトピック・センテンスをパラグラフの先頭に置きます。

パラグラフは、日本語文章の段落と見た目は似ていますが、書かれているトピック(話題)の扱いが厳密なことに注意しましょう!

トピック・センテンスがパラグラフの中身を限定

トピック・センテンスはパラグラフに書かれている内容を要約した文ですから、パラグラフ内で記述されている内容はトピック・センテンスによって限定されています。

たとえば、明確なトピック・センテンス(パラグラフの要約文)がパラグラフの先頭に書かれていると、それに準じる形で、パラグラフ内で記述する内容はA、B、C に限定されます。

パラグラフ・ライティングされているときの図

また、明確なトピック・センテンス(パラグラフの要約文)がパラグラフの先頭にあると、わかりやすいです。

たしかに「Aについて」など、文章の道しるべ的なものが最初にあるとわかりやすいね!

さらに、トピック・センテンスはパラグラフの要約文ですから、トピック・センテンスを拾い読みしていくだけで文章全体の概要をつかむことができます。

トピック・センテンスの拾い読みで卒論全体の概要がわかるんだ!

トピック・センテンス(パラグラフの要約文)をパラグラフの先頭に置きましょう。そうすると、パラグラフで書かれている内容を読み手が把握しやすくなります。また、トピック・センテンスを読むだけで卒論全体の内容を把握することもできます。
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まとめ

卒業論文など、論文形式の文章を執筆するときはパラグラフ・ライティングで書きましょう。また、トピック・センテンス(パラグラフの要約文)をパラグラフの先頭に置きましょう。そうすると、パラグラフ内に書かれている内容を読み手が把握しやすくなります。また、トピック・センテンスを読むだけで卒論全体に書かれている内容を把握することもできます。

パラグラフは、日本語の文章の段落と見た目は似ています。でも、トピック・センテンス(パラグラフの要約文)がパラグラフの先頭に置かれ、パラグラフ内で扱うトピック(話題)の扱いは厳密です。厳密だからこそ、論文形式の文章に向いた書き方といえます。

卒業論文は、パラグラフ・ライティングで書くことをお勧めします。


トピック・センテンスのありがたみは、英語の論文を読むときに気づきます。少々長い論文でも、トピック・センテンスを探して拾い読みしていくだけで、論文に書かれている全体像を掴むことができるからです!

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