大学院で必要な「論文を書くためのスキル」

ペンとノートのイラスト

大学院で必要な「論文を書くためのスキル」

社会人が大学院という学ぶ環境に再び戻ること、素晴らしいと思います。でも、学ぶ環境や学ぶ内容は、時代と共に変化しています。一度学びの場から離れた社会人大学院生が、再び学びの場に戻ったとき、時代の変化に戸惑うことがあります。過去に学習したことや社会人生活で身につけたスキルなどが、刻々と変化している学びの場で通用せず、戸惑うのです。

このような、社会人大学院生が戸惑う場の例として、文章を書く場面が挙げられます。大学院で文章を書くとは、論文形式の文章を書くことです。そのため、論文形式の文章を書くスキルを身につけることなく書いた文章は、報告書や感想文のような文章となってしまい評価してもらえません。

論文が、業務で書くような報告書的文章では通用しないことは

大学院で書くレポート 報告書編

で書きました。

また、論文が、過去に何度も書かされた感想文的文章でないことも

大学院で書くレポート 感想文編

で書きました。

よろしければ、上の記事も参考にしてみてください。

とにかく、大学院で求められる文章を書くスキルは、報告書を書くスキルでも感想文を書くスキルでもなく「論文を書くためのスキル」なのです!

「論文を書くためのスキル」とは?

大学院で学位を取得するためには、最終的に修士論文や博士論文を書かなければなりません。したがって、大学院で求められる文章を書くスキルとは、論文形式の文章を書くことができるスキルです。

この、大学院で求められる論文形式の文章を書くことができるスキル、実は、多くの若い学生さん達は学部時代に学んでいます。それどころか、もっと若い、中高生時代に論文の書き方を学んでいる学生もいます。

学びの技 14歳からの探究・論文・プレゼンテーション
http://www.tamagawa-up.jp/book/b183546.html

これから研究を始める高校生と指導教員のために―研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方― 
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320005914

などの本が出版されているくらい、今の学部生は若い頃から論文の書き方を教わっているのです。

そのため、「論文の書き方なんて教わったことがない!」という社会人大学院生は、自力で論文の書き方について学ばなければなりません。これ、結構大変です。。。

でも、論文の書き方について書かれている本はたくさん出版されています。大学の図書館にも良書が並んでいます!

大学図書館の蔵書検索システムOPAC 検索のコツ

を参考にして、まずは、論文の書き方について書かれている本に目を通しましょう。そうすれば、修士論文や博士論文を執筆するとき、泣かずにすみます!すむはずです。。。

ちなみに、論文の書き方だけではなく、大学院で研究することに対して漠然と不安をもっている方にも上記の2冊の本はお勧めです。中高校生向けに書かれている本ですから非常に読みやすいと思います!

それから、
以下の本、論文の書き方で検索しても見つかりにくい本かなと思い、そっと、紹介します!

英語小論文の書き方―英語のロジック・日本語のロジック
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000146584

こちらの本は古いため、もう、街の本屋さんでは入手できないと思います。でも、大学図書館などには置いてあるはずです。英語小論文とタイトルに書かれているように、日本語と英語の言語感覚や発想の違いに着目して、どのように論文を書けばいいかを具体的に説明しています。社会人の方に読みやすい文体で書かれていると思いますので、お勧めです。


「論文を書くためのスキル」を身につけると、大学院で課せられるレポートの執筆も楽になりますし、学会への投稿論文も通りやすくなるはずです。とにかく、論文の書き方について書かれている本に、まずは目を通すようにしましょう。

とにかく、論文は

論文≠報告書
論文≠感想文

です。このことだけは、忘れないようにしましょう。そうすれば、修士論文や博士論文を執筆するとき、泣かずにすむはずです。

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